分子栄養学外来

栄養療法(分子栄養学外来)

栄養療法(分子栄養学外来)

栄養療法とは「分子栄養学」「分子整合栄養医学」「オーソモレキュラーニュートリション」などと呼ばれており、栄養学的検査で私達の身体を構成する37兆個の細胞の栄養状態を把握し、栄養バランスを整えることによって細胞の機能を改善したり、高めたりしていく治療法です。

栄養学的解析を医師自ら行いあなただけのオーダーメイドの栄養指導とサプリメントの提案をさせて頂きます。

【こんな症状でお悩みの方におすすめ】
  • ・慢性的な疲労(副腎疲労)
  • ・起立性調節障害(朝起きられない、不登校)
  • ・原因不明の体調不良
  • ・不妊でお悩みの方
  • ・アトピー性皮膚炎
  • ・アレルギー疾患
  • ・片頭痛
  • ・肌荒れ
  • ・おなかがはる
  • ・げっぷがよく出る
  • ・眠りが浅く夜中に目が覚める
  • ・くいしばりや歯ぎしり
  • ・発達障害
  • ・アスリートのパフォーマンスアップ
  • ・ダイエット
  • ・花粉症

このような経験はありませんか?

体調不良を感じて病院で診察・検査を受けて薬を服用しているが症状は全く良くならない・・・

または、異常なしと診断され体調不良の原因が何なのか分からない・・・

特に、体がだるい、頭が痛い、イライラする、眠れないなどの不定愁訴(ふていしゅうそ)と言われるものほど、病院で診察・検査を受けても特に異常は見つからず、不調の原因も分からず、困っている方がとても多くいらっしゃいます。

従来の医学では解決できない、今まで原因が分からず諦めていた、これらを解決できる可能性を秘めた治療法が「栄養療法」なのです。

なぜ、栄養のバランスが大事なのか

私たちの体は、今まで食べてきた栄養素で作られています。バランスの取れた食事を心がけることで、健康的な生活を送ることができます。

しかし、栄養のバランスを考慮せず、特定の栄養素だけを過剰に摂取したり不足したりすると、栄養失調や健康リスクが増大し、栄養素の乱れが体調不良の原因を作ります。まずは、ご自身の体の栄養バランスがどのようになっているのかをチェックし、知ることが大事なのです。

治療法について

当院では、血液検査やバイオロジカル検査などを組み合わせて、詳しく検査・解析を行い体調不良等の根本原因を突き止め、ひとりひとり症状にあわせたオーダーメイド治療を行います。

主に「食事を改善する」ということが最も大切になりますが、食事だけでは必要な栄養素を十分に摂取できない場合に栄養補助食品(サプリメント)で補います。

栄養学の分野において、細胞レベルでの栄養素の働きや代謝の専門家である医師による栄養指導により、栄養バランスの整った体作りを目標に体質改善・症状改善していきます。

医師紹介

橋本 知子
橋本 知子
  • 臨床分子栄養医学認定指導医
  • 高濃度ビタミンC点滴療法認定医

私は医師となり30年以上、主に西洋医学に基づいた医療を続けてきました。 特に急性期の治療においては、西洋医学は必要不可欠だと今でも思っています。 元気になられた患者様の笑顔を見る度、医師としてのやり甲斐を感じられる日々でした。 しかし、中には数年来、体調不良が続き、検診や病院で検査をしても異常認めず「年のせい」「更年期」「疲れ」で済まされている方も多くいらっしゃいました。 私も栄養学と出会う前は、優しく声をかけるしか術はありませんでした。

その後、私の乳癌をきっかけに親友の勧めで分子栄養学との出会いがありました。 分子栄養学との出会いで37兆個の細胞から成る私達の身体を診るということ、その細胞の一つ一つの機能低下が体調不良やあらゆる疾患を引き起こしているということ、また、その細胞の どの部分にどんな働きがあり、どんな栄養素が必要かを学び、食事がいかに大切であるかということを痛感しました。

現代社会においてキレる子供が増えてきているのも、日頃のおやつや食事の影響が大きいと言われています。 子供に限らず私達大人もやはり、砂糖、人工甘味料、そして発癌性のある添加物、トランス脂肪酸などを控えることにより、健康な身体を維持し健康寿命を延ばすことが出来るのです。 良い物を摂るというより、悪い物を控えることによって健康は保たれ、将来的に医療費の削減にもつながると考えています。

4年半の栄養学外来経験を経て、この度、ももち浜クリニックにて栄養学外来をさせて頂くことになりました。 「優しさと信頼」をモットーに1人でも多くの患者様を笑顔に出来ればと思っています。

副作用及び安全性について

・採血時の針の痛みが起こる可能性があります。

・特定の食品や栄養補助食品に対してアレルギーがある場合、稀にアレルギー反応による皮膚発疹、
 呼吸困難、腹痛、肝障害などの症状が生じる可能性があります。

・妊娠中の方は、過剰なビタミン摂取や不適切な栄養摂取が、胎児に影響を及ぼす可能性があります。

治療の流れ

【初診】カウンセリング・診察・検査
1.カウンセリング・診察

ご予約の上 ご来院頂き、詳しい問診表の記入(20分位かかると思います)をして頂き、診察室で更に細かくお話を伺います。 ※必ずご予約の上ご来院ください。

診療時間 9:00~11:30
1、3週 9:00~17:00
2、4週 12:00~17:00
9:00~13:00
料金 初診料(初診料・診察・栄養解析・食事指導含む) 22,000円(税込)
2.検査

お話をお伺いした上で、必要な検査をご提案させて頂きます。基本 血液検査は、一般的な検査とは異なり、分子栄養学的な60項目以上の血液検査と尿検査を行います。

検査当日は、朝食をとらず(水はOK)にご来院ください。午後にご来院される場合は、朝食は軽く済ませて(乳製品・卵は避ける)、昼食抜きでご来院ください。

● 基本血液検査

先ずは今の自分を知る事が大切!60項目近くの検査を行います。お一人お一人の結果を医師自ら解析し細胞内の栄養状態を読み取ります。

検査項目 白血球、赤血球、血色素、ヘマトクリット、血小板、MCV、MCH、MCHC、白血球像、網状赤血球、総蛋白、総ビリルビン、直接ビリルビン、ALP、LDH、AST、ALT、γGTP、コリンエステラーゼ、CK、アミラーゼ、中性脂肪、LDL、HDL、L/H比、尿素窒素、クレアチニン、尿酸、ナトリウム、カリウム、クロール、カルシウム、無機リン、マグネシウム、銅、亜鉛、鉄、フェリチン、TIBC、UIBC、高感度CRP、血糖、HbA1c、1.5AG、インスリン、蛋白分画、ホモシステイン、25OHビタミンD、ピロリ抗体、セルロプラスミン、TSH、FT3、FT4、ペプシノーゲン1、ペプシノーゲン2
料金 基本血液検査 24,000円(税込)
● 唾液中コルチゾール DHEA/DHEA-S

主に副腎疲労の診断に使われます。副腎は、ストレスから私達の身体を守ってくれる臓器です。慢性的なストレスが長時間続くと副腎の疲労が起こり、十分な量のホルモンが分泌出来なくなり、自律神経の乱れ、甲状腺機能低下、低血糖症、低血圧など様々な症状が出現します。唾液中のコルチゾールを1日4回測定する事で副腎ストレスの度合いがわかります。

料金 唾液中コルチゾール DHEA/DHEA-S 27,120円(税込)
● 有機酸検査

この検査は、尿中に含まれる様々な代謝産物を測定する事で、脳、腸、ミトコンドリアの状態を調べられる検査です。初めはウィリアムショー博士が自閉症のお子さんの為に開発されました。尿検査なのでお子様も受けやすい検査です。

  • ・脳内ホルモンのバランスや状態
  • ・腸管カンジダ症の診断
  • ・ミトコンドリアの機能
  • ・解毒の状態 など情報量の多い検査です。
料金 有機酸検査 48,720円(税込)
● 毛髪ミネラル検査

毛髪中に含まれるミネラルや重金属を測定する検査です。毛髪は、便や尿、汗と同じく人間の大事な排泄経路のひとつです。毛髪の根元から1cmごとに1ヶ月のミネラル状態を表していると言われています。この検査では根元から3cmの毛髪を数ヶ所から採取して頂きます。(陰毛でも可能)

有害重金属、必須ミネラルの排泄量を測定することで、有害重金属の排泄能力、ミネラルバランス、腸内環境に異常があるかどうかわかります。

料金 毛髪ミネラル検査 26,900円(税込)
● IgG遅延型フードアレルギー検査

このような症状の方におすすめ

  • ・アレルギー症状があるのに即時性のアレルギー検査を受けても陰性で原因不明(蕁麻疹、咳、腹痛など)
  • ・おなかがはる
  • ・頭痛やブレインフォグ(頭に霧がかかった様なかんじ)
  • ・肌あれ、皮膚疾患でお悩みの方
  • ・食への関心が高い方
  • ・腸内環境が気になる方
  • ・アスリートなど自分のパフォーマンスを上げたい方
  • ・朝スッキリ起きられない

遅延型アレルギー検査とは、原因となる食べ物を摂取してから数時間~数日以上経過した後に現れるアレルギー反応を調べる為に用いられる検査です。

料金 IgG遅延型フードアレルギー検査 50,625円(税込)
● 腸内細菌検査 MicroBioMe

自宅で簡単に出来る便検査です。

  • ・腸内細菌の状態(A・B・C・D・Eの5段階判定)
  • ・脳腸相関不調リスクスコア
  • ・免疫スコア
  • ・腸バリアダメージスコア
  • ・ビタミンや短鎖脂肪酸を作り出す能力
  • ・不足している有用菌を特定
  • ・不足している菌が喜ぶ食材がわかる
料金 腸内細菌検査 MicroBioMe 44,000円(税込)
● 遺伝子栄養学検査

「究極の自分の取り扱い説明書」

私達の身体は遺伝子からの影響が30~50%、生活習慣からの影響が50~70%と言われていますので、1日でも早く自分の生まれもった体質を知り、適した食事改善や運動方法などをとり入れ、遺伝的なリスクを軽減していくことが大切です。

  • ・食事をとる順番
  • ・太りやすい食べ物
  • ・最適な栄養素や食材
  • ・効果的なトレーニング方法と時間
  • ・外食メニュー、自分に合うお酒やスイーツ
  • ・肌リスクとそれにあった成分 などを知ることが出来ます。
  • <調べる遺伝子>
  • ・肥満関連遺伝子
  • ・生活習慣病関連遺伝子
  • ・肌老化関連遺伝子
  • <検査方法>
  • 口腔内の頬粘膜を綿棒でこすりとるだけ
  • (生後6ヶ月より検査可能)
料金 遺伝子栄養学検査 55,000円(税込)
【再診】(約1ヶ月後)解析結果・治療方針のご説明

解析結果を元に疾患や症状の原因と今後の治療方針についてご説明します。

「対面診療」もしくは「オンライン診療」からお選びいただけます。

料金 再診療 5,500円/30分(税込) 11,000円/60分(税込)
【その後の再診】

だいたい1ヶ月に一度、30分位のカウンセリングで、サプリメントの微調整や食事指導を行います。

血液検査は4ヶ月に一度をおすすめしています。

料金 再診療 5,500円/30分(税込) 11,000円/60分(税込)

メニュー・料金表

診察料 Price
初診料(初診料・診察・栄養解析・食事指導含む) 22,000円
再診料 (~30分)※電話再診も同様 5,500円
再診料 (~60分)※電話再診も同様 11,000円
検査 Price
基本血液検査 24,000円
唾液中コルチゾール / DHEA-S 日内変動(1日4回) 27,120円
IgG遅延型フードアレルギー検査 50,625円
毛髪ミネラル検査 26,900円
有機酸検査 48,720円
GI MAP 75,390円
遺伝子栄養検査 55,000円
25OHビタミンD 5,500円
甲状腺セット 4,400円
ペプシノーゲンセット 3,400円
ヘリコバクター・ピロリ抗体検査 1,100円
IRI(インスリン) 1,320円
腸内細菌検査 MicroBioMe 44,000円

※自由診療のため全額自己負担となります。

(税込み表示です)

よくあるご質問

Q
薬の治療との違いはありますか?
A
速効性はあまり期待出来ません。
根本原因をみつけだし、細胞の中の栄養バランスを整えるのには時間を要します。
Q
来院は何回ぐらい必要ですか?
A
症状や程度によって異なります。
健康増進目的の方なら、月に1回の受診で2~3回、症状改善目的の方は、最低でも6回(半年)、長い方は年単位です。
Q
健康保険は適用しますか?
A
全て自費診療となります。
Q
初診での費用はどれくらいかかりますか?
A
受けられる検査と買われるサプリにより変わります。
初診料と血液検査だけなら50,000円位です。

オンライン診療(遠隔診療)

自宅でできる
コロナウイルス抗体検査キットの
お申し込みはこちらから

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